実家にいってみて目にとまった
物がありました
お婆ちゃんが嫁に行った時に
お爺ちゃんから嫁入りにと
作って貰ったという
一升ます
五合ます
三合ます
一合ます


お婆ちゃんが嫁にいった時だから
70年ぐらい前に作ったんだろうと思う
まずお婆ちゃんのお父さんも見た事ないし
お婆ちゃんのお爺ちゃんの存在なんて
考えた事もなかった
確かに自分がこうして生まれて来てるのも
何百年もの前からの
お爺ちゃんがいるんだし
そうやって今の自分がいる

そう思うとこの「一升ます」を
手に取ってみて
不思議な感覚がした
この一升ますを作った本人は
なん代先かの子供が手に取るなんて
考えてもいなかったと思う
ただお爺ちゃんからすると
孫が幸せになる事を祈って
作ったんだろうと思う
今…沢山の物があふれている時代に
こうやって残ってきた物もある
想いを込めて作ったモノに
触れる事が出来てとても嬉しかったし
そのストーリーを知れた
コトがとても嬉しかった

この出来事は自分にとって
とても良い出来事でした
storyのある美容室というテーマを店名に
入れたコトは
間違いでなかったと思いました
大事にされるのは
モノを売る事より
コトを商いにした方が大事にされるし
大切にしたいと思う
モノは作った人の思いが
込められていると改めて感じました
今見ている物件も
家族の為に建てた家で
家族の出来事を
見てきた家だろうし
大切にされてきたと思う
この家にお願いがある
「もう少しだけ
自分に力を貸してほしい
自分がリノベーションして
また活気のある家にするから
どうか力を貸してください」
そんな事を考えさせてもらった
出来事でした
storyのある美容室
goen
kenta hidaka
2022/09/01まで422日
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