物件の瓦が3種類あります
これが納屋の裏から見た全体の写真です

物件は70年は建っているので家だけでなく
納屋も作り変えたり瓦を新しく
吹き変えてきたんだと思います

この瓦の部分が1番古いというか…
汚いというか…年数が経った感じです
インターネットで調べて見ると
多分この瓦はセメント瓦という物みたいです
セメントは水と砂とセメントを混ぜて作ります
10年から20年で塗装がいるとの事でした
見た感じはガサガサしていて
水を弾く気がしない瓦です
この場所が一番古く見えるので
最終的にはこの瓦を捨ててしまって
通路を作ってもいいのかなぁと
考えたりしています

次にこの手前の上の瓦は粘土瓦だと思います
粘土瓦にも釉薬瓦(ゆうやく)と無釉薬瓦が
あるみたいです
釉薬とは器とかに使われている色づけしている
こんな奴です

粘土を1度焼いて形にして
もう1度色付けして焼くらしいです
色のついた膜が付く事で
素敵な瓦になりそうです
そして耐久性をありそうですね
でも手間が2度掛るので高価な気がします
無釉薬瓦は名前の通り色つけしてない瓦です
これが一般的な瓦だと思います

この部分の瓦が一番新しい瓦でした
表から見た写真はもっと分かりやすいので…

こうやって比べると瓦の年数が経つと
劣化するんだなぁと思いました
古民家には瓦が似合います
最近の家では瓦をのせている家は少なく
なってきていると聞きました
それにはデメリットがあります
それはズバリ…「重い」んです
建物に重さが加わり耐震性が落ちるとの事
地震の多い日本では不安な点でもあります
メリットとしては…
瓦は耐久性に優れている素材という事
遮音性が高く雨音が聞こえずらいという事が
瓦のメリットと言えるでしょう
瓦がある事で日本の建物を美しく見せます
地震の多い日本では心配もありますが
これを活かした建物にしたいです
まだ瓦には種類があります
また勉強して報告いたします
storyのある美容室
goen
ヒダカケンタ
2022/09/01まで
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